11.地天泰
●が卦辞、▲が爻辞、○は卦辞の解釈と判断、△は爻辞の解釈と判断です。
●泰は、小往き大来る。吉にして亨る。
○自分にとってマイナス要因が減り、プラス面が増える。
地天泰は安泰をいう卦。どうして安泰かというと、
の強い者、権力者が下
にいて、上に
の民衆がいるからで、世の中はこうであってこそ平和。
夫婦でいえば、夫が妻に従っているとか、大事にしている形。夫が威張って、
妻が服従しているような夫婦はうまくいかないようです。
▲初九 茅を抜くに茹たり、その彙(たぐい)と以にす。往きて吉なり。
△仲間とやるといい。だいたい何を占ってもOKです。
▲九二 荒を包(か)ね、馮河を用い、遐きを遺れず、朋亡う。中行に尚う
を得たり。
△清濁併せ呑んで、思い切ってやるといい。私情に流されてはいけない。自
分がいいと思ったことは、思い切ってやること。
▲九三 平らかにして陂(かたむ)かずということなく、往きて復らずとい
うことなし。艱貞なれば咎なし。恤うるなかれ、それ孚あり。食において福
いあり。
△いつまでも安泰ということはなく、去ったかに見えたマイナス要因もまた
戻ってくる。世の中や人生とはそういうものだと思って、じっとガマンして
いれば大きな失敗はない。まあ、食べることには困らないのだから。
▲六四 翩翩として富まず。その鄰と以にす。戒しめずして以て孚あり。
△六四は、すでに安泰の時期を過ぎてしまったので、六四は今の状態から逃
げないといけない。六四が逃げると同じ陰爻の六五と上六の隣人も共に六四
についてくる。
▲六五 帝乙妹を帰がしむ。祉いを以てす元吉。
△六五の君主が娘を臣下の有力者九二に嫁がせる。その結果はよい。陰爻の
君主なので、君主としての絶対の力はない。九二の実力者に任せるならば、
しばらくは安泰を保てるだろう。
▲上六 城隍に復る。師を用うるなかれ。邑より命を告ぐ。貞なれども吝。
△隍の土を積み上げて築いた城も、崩れてもとの隍に復る。安泰の時期は終
わった。このようなときに、武力を用いて退勢を一気に挽回しようとしては
ならない。つまり、無理をしてはいけない。自分が命令するような立場には
なく、反対にいろいろ要求されてしまう。しかし、対抗しようとはせず、ひ
たすら守りに徹するのがよい。
*占って地天泰を得て、安泰=使えるのは、初九、九二まで、九三以降は、
泰も終わるので、積極的には使えませし、期待できません。すぐにはダメに
ならないとしても、要注意です。年運などに得ると、特に九三は、大きく生
活が変化します。
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今回のタイトルは、同じ卦同士の勝敗は? です。
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に人(虎のように怖い人)を悦ばせる
巽の風が押し止めます。
水がぴったりついていて隙間のないことから、比といいます。
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