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赤毛のアン

08/04/27(日)

2週間くらい前だったか、昼間テレビをつけていたら、
NHKのスタジオパークとかいう番組に松坂慶子がゲストで出てきて、
篤姫の話をしていたので、つい見てしまったら、
後半、「赤毛のアン」の話になった。
英語番組で、彼女と娘たちがアンの舞台、プリンスエドワード島を訪れるという。

そこで、その英語番組をビデオに録画した。
以前は、英語番組が週4回はあって、それを全部毎週上書きで録画していたが、
最近は英語が減ったし、再放送(2年前のを使い回しとか)も多いので、
録画することもないなと、どうせ、見切れないし。

プリンスエドワード島って、私でも知っているくらい、
「赤毛のアンの舞台」ということで、インプットされていて、
どうも、日本人の女性が多く行く観光スポットらしい。

その英語番組、ー『赤毛のアン』への旅ー の冒頭で、
松本侑子さん(訳者らしい)と松坂慶子が、
「女の子なら誰でも読んだ『赤毛のアン』」と言っていて、
ふーん、そういう言葉もよく聞くけど、と思った。

過去に『赤毛のアン』のことを夢中になって話す人に何人か出会ったが、
かといって、じゃあ、読んでみようかという気には一度もならなかった。
娘にも読んでやろうと思ったことはないし、
娘自身が読んでいたということもないと思うが、
これは本人に訊いてみないとわからない。

というわけで、幸か不幸か私は一度も手にとったことがないので、
英語の教材ということなら、見てみてもいいかな、と思ったのだ。

ところが、1回目で早くも挫折した。

アンが初めて叔母さんと叔父さんのところに連れて来られた場面で、
アンを見た叔母さんが、「まあ、なんて醜い子なの。やせっぽちで、
そばかすだらけで・・・」というようなことを言う。
それに、ものすごく腹を立てたアンは、地団駄踏みながら、
「おばさんは、なんて失礼な人なの、礼儀知らずで、思いやりがない。
そんなことは言うべきじゃない!」
と言い返して、2階に駆け上がってしまう。

ここまではいい。

ところが翌日、その叔母さんに自分の取った態度を、悪かったと謝るのである。
それも、非常に大げさな表現で。
辞書を丸ごと使ったって、自分の謝罪の気持ちはとても言い表せない、
とかなんとか。

私はひっくり返りそうになった。
これを、案内人の2人は、
「アンって、表現力豊かですよねえ」なんて言うのだが・・・。
ああ、私は読まなくてよかったあ、と思った。
アンって、そういう子だったの?

およそ私の好みのタイプではない。
ホントに自分の取った態度が悪かったと思ったとしたら、
悪かったと思う必要はないと思うし、
居候の立場だから、遠慮して、謝ったなら、卑下し過ぎと思う。

この辺りは、どなたか、そういうふうに読むべきではないとか、
反論してくれたりすると、うれしいんだけどな。

で、この話をMさんにしてみた。
「私も読んでない。」と言う。
その場面を見せようと、ビデオをつけたら、もう上書きされていて、
次の場面は、アンが女の子の友だちに、
「一生友だちでいるって、誓ってくれる?」とか何とか。

また、ゲッ、である。
「こういうのって、嫌い。よく、女の子って、トイレに行くのに、
誘い合って一緒に行ったりするじゃない? 
あれと共通するものがあるんじゃないの。」
という話になった。
大げさな表現をするって、7種体癖なのかな。

どうも私たちの周りには、こういうタイプはいない。
赤毛のアンを絶賛する人って、良妻賢母型が多いような気がする。
私の偏見かもしれないが。

こういう小説を子ども時代夢中で読んでしまうと、良妻賢母になるんだろうか?
それとも、そういう傾向の人が好むんだろうか?
この辺も、ちゃんと全部読んだ人で、
「私はアンは好きですが、良妻賢母志向ではありません。」
と言ってくれる人がいるとうれしいんだけどな。

幸か不幸か読んでない、と言ったのは、結構小説に影響され易いから。
幸か不幸か、あまり上品な家庭で育たなかった私の元(源?)物語は、
おばあちゃんが読んでくれた『金太郎』や『桃太郎』だもんな。

これじゃあ、良妻賢母になりようがないか。
武道フェチの原型はこの生い立ちにもあったのかもしれない。

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