武道フェチ? 続き
07/12/19(水)
始まる前に、館長の挨拶というのがあった。
この館長、「きょうは、ハクツル拳法の・・・」と、
何度もハクツル、ハクツル、と言って、誰も訂正しないので、
もしかしたら、この団体ではハクツル拳法というのかと思ってしまった。
後で、先生がちゃんと「ハッカク拳法」と言ったので、安心した。
ハクツルって、日本酒じゃないんだからねえ。
でもさー、ああいうときって、やっぱり訂正してあげるほうが親切なんじゃないかなあ。
最初、では、一緒にやってくださいと、やった動きは、
鶴の動きを真似たような動きの連鎖(踊りのような感じ)で、
完全には真似できなかった。
足の運びが独特なのである。
足の内側を見せるような形で、足を交差させるように前に進み、
そのまま、膝を曲げる。
つまり、両足の感覚は狭く、脛(すね)がくっついている感じ。
そこから、後ろの足をまた前足に大きく交差させる感じで回転したり、
そこに手の動きも付くので(この手の動きは、鶴が羽を広げた形とか、
くちばしで突く形とか)、何回かやったけど、マスターできなかった。
その動きの一つ一つは、実際組んだときに使われる。
突きで打って来た相手の腕を肘を制して受ける。
足の運びは、相手が右手で打ってきたら、右足を交差させるように前に出す、
腰ももちろん右に捻る、そして自分の両腕を伸ばして(ここまでは一教と同じ)、
膝を曲げながら自分の体重をかける。
ここまでが第一段階。
次に手を捻って三教にもっていき、持ち上げる。
足の運びが違うだけである。
私は胴衣だけの人と組んだのだが、これを、やったときは、
何回かやったら、「型は完全に出来てます」と言われた。
当たり前、合気道でやってるもんッ。
新しい発見があったのは、
肘を制する位置を明確に説明してくれたこと、
相手を崩すとき、相手の両足と制した腕を正三角形の地点にもっていくと、
腕を引いても押しても相手はすぐ崩れるということ、
突きをさばくとき、直前まで待って、ちょっとだけ体を後ろに引き、
両手で制すればいいこと、つまり、力で止めるのではなく、
相手の勢い(気)をそのまま流し、吸収してしまう感じ。
これは、合気道にも応用できる。
いつも地元道場のKさんが教えてくれるのだが、なかなかできない動きだ。
つい、相手とぶつかってしまう。
顔面に突きが来たときも大きく避けるのではなく、スレスレでよくて、
相手の腕に自分の手を添えたまま、その自分の手の甲で、自分の眉を
撫でるのだという。
無駄な動きをしない! 合理的だ。
足の運びは、合気道でも地元道場の件の若者(07/09/04)、
剣道をやっていたという人や、
昭道館合気道の先生の動きに似ている。
昭道館合気道については、またの機会に。
終って帰る時点では、
足の脛を揃えて膝を曲げるとき、意識しないでやると、
両足の間隔が開いてしまうのを、
「足は開かない、女性らしく、くっつけて」、
などと言われたことなどが、
それって、ジェンダーじゃないの?
どうして女性が足をくっつけてたか、っていったら、
着物だったから開けなかったからでしょうよ。
なんてことがちょっとは気になったが、
でも、男性も同じ足捌きだし、もともと、白鶴拳は女性が考案した護身術らしいし
(纏足の女性が歩くような歩法。姑娘歩とウィキペディアにはある)、
それに中国や琉球の女性の衣装はスカートっぽいし、
開けなかったのではなく、開かないほうが効率がよかったと考えるべきらしい。
軽い気持ちで行った白鶴拳だったが、
そして、私が太極拳で教わっている白鶴拳とはだいぶ違ったが、
合気道の参考には十分なった。
とにかく、4回行ってみようと思う。
しかしなんとなく、その後も行っちゃいそうな予感がしている。
この間、地元道場の人たちと稽古の後、飲んだ時、
僕たち、研究会ですよね、と言っていたH君が、
「天風さんの稽古の回数は半端じゃないです」と言ったので、
「はい、今年はやり過ぎました。来年は少し控えようと思います」と言ったら、
「控えるというのは、タバコや酒は控えるというけど、合気道は言いませんから。
天風さんが一番合気道バカですから、次はぼくですけど」と。
「じゃあ、研究会じゃなくて、○○区合気道バカ連盟じゃない」
と笑った。
この分じゃ、控えるどころか、増えてしまいそうな勢いだ。
合気道依存症から武道フェチに進化しつつある?
来年は、バカ連盟の会長かも。
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